2015年04月06日
UMAREX MK23
UMAREX MK23
UMAREX製のMK23です。中身はKSCのSystem7なので作動性は良好です。System7といえばKSCですが、本家本元からはSystem7以前の物しかありません。旧版を所持してますが、かなりモッサリと動いて残念です。しまいにはKSCお得意のスライド割れが起こってしまい埃をかぶってます。パーツ取り用として売ろうかな。
MK23もまたMGSシリーズで知りました。コンセプトがサイドアームをメインアーム並みにした拳銃なので、潜入ゲームというコンセプトにもバッチリです。
ゲームではフィクションなので大活躍しましたが、実際はそうでもないようです。アメリカ特殊作戦群の要求の「弾がたくさん入って、過酷な環境でも問題無く撃てて、たくさん撃っても大丈夫」な銃、という「僕の考えた最強の拳銃」並の要求に見事応えた挙句に、実際に使ったら「重くて使いにくい」という理由で使われない不遇な銃です。H&Kの拳銃はマグキャッチがレバー式で高確率で指を挟むのも原因だとか。私も痛い思いをしたことが何度もあります。
最近の拳銃はサプレッサー、ドットサイト、アンダーマウントレールというのが増えてきてますが、そういう拡張性がある拳銃の先駆けだと思いますが他にもあるかもしれません。
MGSの影響でSOCOMと呼びたくなりますが海外じゃ伝わりません。特殊作戦群かありますからね。
操作系は悪名高いマグキャッチを始め、デコッキングレバーにセーフティと色々揃っています。マグキャッチとセーフティはアンビです。
MK23の特徴であるポリゴナルバレルが再現されています。ポリゴナルバレルは普通のライフリングに比べて命中が上がり銃身の寿命も増えるそうです。本当かよく分かりませんがとりあえずトイガンには無関係です。
よく見ると銃身が少し上がってるティルトバレルというのも再現されてますね。
そしてフレーム下に互換性の乏しい独自のマウントレールが付いています。WILCOX製のLAMがKSCのSOCOMと一緒に売られてましたが、確か10万を超える値段だった気が。他には東京マルイのLAMもどきも無理やりねじ込めば付くはずです。ライラクスから20mmレールに変えるマウントが売っていて、オスプレイサプレッサーと適当なフラッシュライトを付ければ近代的な形になりますが、やはりLAMを付けた特徴的なシルエットは惹かれるものがあります。でも対応ホルスターが無いのが難点です。
サイトはホワイトドットで見やすいです。ブローバックでガツンガツンくるので狙いにくくて楽しいです。
マルイのMK23から分捕りました。やはりこのシルエットこそMK23ですね。ですが流石にデカすぎて取り回しの悪さが酷いです。
ついでにマルイのソーコムを軽く紹介します。
マルイのソーコムはリアルさを失う代わりにゲームで猛威を震える一丁になっています。固定スライドなので連発の際はダブルアクションになりトリガーが重いですが、それを上回るのは驚異の静音性です。サプレッサー無しでも静かな音ですが、サプレッサーを付けると高音が減り更に静かになります。アンブッシュに潜み敵をやりすごし、背後から静かに殲滅するプレイも不可能ではありません。弾道は流石のマルイで、固定スライド故の消費ガスの少なさでたくさん撃てます。まさにゲーマーズウェポンの名に相応しい一丁だと思います。
専用ケースに入っていて豪華チックです。一応クッションがあるとは言え乱暴に扱わない方がいいと思います。
外観はマルイなのでそれなりです。更にデコッキングレバーはオミットされ、スライドストップは何故かセーフティになっています。通常のセーフティも勿論使用可能なので二重のセーフティが可能ですがそこまでセーフティいるんでしょうか？ちなみに固定スライドですがスライドは少し引くことが可能です。少しなのでスライドストップには届きません。一応それでもハンマーは倒れるので、マガジンを入れた後雰囲気でスライドを引いても無駄になりません。
長くなってるので無理やり閉めますが、いくつかあるMK23の中である程度の作動性と外観を取るならばUMAREX一択です。ゲームでバリバリやるならマルイ製です。ただし外観とかは妥協が必要です。私はゲーマーでは無いのでLAMを分捕って売ろうと思います。
