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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年07月28日

ヌゥアイトブィジヨンの謎

SOEベストの事を調べてたら、画像検索の際に自分のブログが大量に出てきて驚きました。灯台下暗しというやつでしょうか。そんな訳ないです。


今回は画像無いです。便利なリンクを貼ってるのでそれで確認して下さい(手抜き)

本題の前に予備知識としてコレを見とくとちょっと面白いです。ちゃんと意味があったんですね。


ナイトビジョンゴーグルや、暗視装置とか呼ばれるアレですが、あれはなんなんでしょう。なんなんでしょう、ってなんなんでしょうと思われるでしょうが、よくよく考えるとNVGについて知ってることが少なすぎるので、自分の知識定着の一助の為に記事を作ろうかと思います。
そういえばよく分からん、という人も分かるように書いていきたいです。個人的には暗視装置と聞いてサーモ系は浮かばないので触れません。


暗視装置は暗い場所でも見やすくする為の装備ですが、今は玩具や手頃な値段の物まで幅広くあります。
暗視装置は技術?の差で0〜3世代に分けられています。
第0世代は赤外線ライトを対象に当ててその反射光を装置で確認するというもので、原始的というか現実的な感じです。
第1世代以降は現在のように光を増幅する技術が使われ始めます。光子がなんたら電子に変換云々、と調べる程に意味不明ですが、星や月の光があれば、数km先も見えるそうです。なんかもはや未来の技術ですが、逆に言えば一切光源のない室内だと増幅できる光が無いので使用できないという欠点があります。IR対応のフラッシュライトはこういう時に役に立つんでしょうか。やってる事は第0世代と同じですね。
ちなみによくある暗視装置への対策として強い光を当てての目潰しがありますが、大抵は保護回路があるのでそんなことにならないどころか、高性能な物なら光を直視したまま周囲を確認出来るというサングラスもビックリな使い方もできるそうなので完全なフィクションですね。ただ相当古かったりチープな物はその限りではないのでご注意を。


有名どころ(自分調べ)をいくつか紹介します。
自分が知ってる中では一番古そうなのはAN/PVS-7かなと思います。ただ、分類的には2.5世代やら3世代のようですね。特徴的な形で、一般人がイメージするナイトビジョンはこれだと思います。最近ではMGSV GZでボスが似た物を装備していて自分の中で話題になりました。どうやら今でも売ってるみたいでとても息が長いです。ノロトスなりのヘッドギアに付けた姿は不審者感がすごくて魅力的です。ヘルメットよりヘッドギアの方が似合いそうです。


お次はAN/PVS-15です。こちらはレプリカがあるので外側だけなら入手しやすいですが、なぜか最近値段が二倍近く暴騰してます。
特徴は両目で見る事で遠近感を得られやすいということ。PVS7でも同じ効果があるかは不明です。特にこだわりがなければこれを付けておけば良いのではと思ってます。比較的手に入りやすいですし。


数字が一つ少ないだけですが、大きく変わるのがAN/PVS-14です。巨大な単眼鏡のような形ですね。欠点は片目でしか見れないので遠近感が失われてしまいます。しかしPVS14はヘルメット以外に銃に取り付けるのが特徴です。ヘルメット等に暗視装置を付けると銃での照準が困難になります。ですが直接銃に取り付ける事により暗視装置の効果を得たままの照準が可能です。ゲームでナイトビジョンサイトのようなものがよく登場しますが、恐らくPVS14のようなものを想像すれば良いんでしょう。大抵縛りプレイ並の性能ですよね。
世の中にはこのPVS14をデュアルで使えるようにするマウントもあるそうです。ヤバイ格好良いです。反転させたPVS14と合わせてレプリカ作れば爆売れです。商機ですよ。


AN/PVS-21です。自分の浅識では、イギリスやらのマイナー国(失礼)が使っているという認識です。本物は250万前後するそうですが、レプリカも100分の1くらいの値段だそうな。
こいつの大きな特徴は、NVGにありがちな前に突き出た双眼鏡の形ではなく、かなり薄っぺらいという部分です。PVS15は双眼ですが視野角が40度くらい(人間の両目で120度なので単純に3分の1でいいのかな?)しかないので、狭い所や障害物の多い場所でNVGをぶつける危険があります。ですが、この薄いNVGならその危険も低減されるでしょう。ぶつけて故障したらシャレになりませんし、なにより高いですからね。
NVG自体はマイナー国()が使いますが、何故かそのマウントは米空軍も使ってるようです。PVS15等も使えるそうですが、何故かANVISマウントを付けています。意味が分からないほどの魅力があるので、物好きやオンリーワンを目指す人にオススメです。


お次は最近見慣れてきた感のあるGPNVG-18です。初めて見たときは蜘蛛のようで不気味でしたが、見慣れると格好良く見えてきます。かのネプチューンスピア作戦で一躍有名になりましたが、それ以降全く見ないあたり何か問題があるのでしょうか。aviator用にいいと思うんですけどね。
特徴的な4眼は相手に与える威圧感もすごいですが、なにより視野角が倍以上増えてる点ですね。ミリブロニュースのリンク先のPDFに写真がありますが、圧倒的アドバンテージが得られるはずです。
レプリカがいくつかありましたが、サイズが違うようなのでよく調べた方が無難です。今の所デブグルくらいしか似合わないのが難点です。ヘルメットに付けた状態はガンダムのアンテナみたいで格好良いです。


最後にAviator's Night Vision Imaging System、略してANVISです。

ANVISについてはコレとかこれを参考にして下さい。
上述のPVSなんかは使えないので、使用するNVGはAN/AVS-6や9になります。7もあるようですが話題に上らないです。6の9違いは正直分かりません。分からないですが長年使われているのでいいものなのだと思います。小学生並みの感想。
難点といえばマウントもNVGのレプリカもそれなりの値段という点です。特にレプリカは数が全然無いので、見つけたら積極的に入手したいですね。レプリカの数をもっと増やしてくれれば解決するんですけどねー。
そういえばGPNVG18で触れましたが、ANVIS用の4眼もあるんですよね。AN/AVS-10といって見た目はGPNVG18とクリソツです。接続部だけ新規で作って、本体はGPNVG18でも自分なら気付きませんが、よく見ると割と違います。日本の有志による立体化の話がありましたが、その後どうなったのか気になります。
aviator用なので、もちろん空軍は使ってると思います。・・・ナイトストーカーズとか。地に足がついてる部隊は分かりません。というかNVG装備してる空特を見たことが無いので誰か教えて下さい、という感じです。あと使ってるのはデルタでしょうか。anvis使ってる部隊は使いそうな気もします。
そういえばナイトビジョン用のコンパスを正面中央左側に付けてる画像を見ましたがあの部分が正面を司っていたりするのでしょうか。
兎にも角にもanvisはマウントがお飾りになりがちなので、手頃なレプリカを作って欲しいです。作れば爆売れ間違いなし。商機ですよ。


他にもAN/PVS-18やAN/PSQ-20、AN/PVS-31などありますが、あまり違いが分からないし情報少ないので書きません。


無知の無知による無知の為のナイトビジョン話でした。言ってしまえばオールツッコミ待ちみたいな内容なので、ご指摘ご不満お待ちしています。
どうしてこんなしょうもない内容でこんな時間がかかったのか不思議でなりません。  


Posted by 包装紙  at 14:00Comments(2)浅識