2015年03月06日

ヘルメット自慢の次

前回引っ張ったバイザーメインのお話です。

その前にマウントのお話をします。ANVISはマウントそのものの値段もそれなりですが、最も厄介なのは取り付け方法です。ノロやウィルコの様に穴開けてポン!とはいきません。鉄板のマウントが付いたヘルメットバンドに付けたり、バンド無しに鉄板のマウントだけをヘルメットに付けたり果てはPVS21のマウントに付けたりします。もう訳が分かりません。何が皆をそこまで必死にさせるのか。悪魔のような魅力を備えている罪深いマウントです。
そんな幾多の訳分からん取り付け方の中でも群を抜いて奇天烈なのがこいつです。
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ヘルメットに灰色のバイザーを付けてANVISマウントを付けています。このバイザーはHGU55という航空機やらヘリパイ用のヘルメットでANVISを使うためのパーツです。バイザー自体はよく放出されていますし、ANVISもなんだかんだで流通しています。問題はヘルメットに取り付ける金具です。大抵ヘルメット本体に付けたままバイザーだけ放出されるので、この金具は滅多に出てきません。割とレアです。
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この金具を付けるんですが、実物のMICHはケプラーで出来ていて小銃弾でも物によっては止められるとか。そいつに穴を開けるんですから尋常じゃありません。ドリルでやると繊維が絡まりダメになるそうです。ヤスリ等で削ると比較的楽らしいですが、削って穴を開けるのは難儀そうです。自分のはレプリカなのでそんな心配は無かったですが、難儀なのはこれだけではありません。一番の敵といっても過言では無いのが位置決めです。
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偉大な先達が残した資料によるとこの位置決めが曲者で上手い事行かないとされています。心構えも準備も万端で臨んだのですが、結果は惜勝とでもいうべき出来です。上の写真でも無様な失敗穴がありますね。

左右とも上の写真の辺りに最初から付ければ左右対称になると思います。ちなみに一度ヘルメットのネジを外してからバイザーの金具をはめているので、ヘルメットのネジを外さないと着脱できません。もういっそのこと下のネジは付けないで固定しても良かったかも知れません。何にしても綺麗に付けるのは無理です。少なからず無理矢理です。

ですが完成したヘルメットの存在感はかなりの物です。バイザーを塗るのもありですが、塗らないのも全然アリです。

最近は4軍どころかLEとかも似た感じになってきたので、一目で分かる象徴的なアイテムがある時代のものが好きです。
ちょっと前までマルチといえば空軍、だった気がしてたのになぁ




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Posted by 包装紙  at 13:24 │Comments(0)お空頭関係夜眼鏡関係

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