ペラペラお空の王国民

素人が感動しないものは芸術じゃない、そんな感じの事を以前見たことがあります。一時期とても納得して芸術なんて訳分からん、とツンケンしてました。尋常じゃない値段が付く名作に対して意味の分からないこと甚だしい思いが尽きませんでしたね。
でもよくよく考えると、分からなくて当然です。知らないんですもの。無知だけど価値があるものなんてこの世にあるのか疑問です。貴金属だって希少性があるからの値段ですし、貨幣なんてほぼ万能の代替性があると知ってるからこその価値ですし。同じ貨幣でも1ジンバブエドルは要りません。でも100兆ジンバブエドルなら物珍しさという価値からお金出しても良いなと思います。100兆という馬鹿みたいな数字に反して、紙幣の絵柄は「積み上げた石」「滝」「牛」という絵柄なのだから面白いです。
詰まる所、物の価値なんて不定でどうにでもなって結局は自分で決めるものなんですね。

皆々様方ごきげんよう。包装紙です。


ついにようやくここまできました。これでMBITRシリーズラストになります。最後は出力機器のヘッドセットです。昨今はZタクティカルのレプリカが普及していますね。最初は特にはこだわりが無かったので無難にCOMTAC2を買いましたが、古めの装備に対応できないのでLIBERATOR1を買おうと思いました。ですが、現状ラインナップされているのはLIBERATOR2のみです。実物はお高いので手は出しません。光学機器、夜メガネとヘッドセットの実物を買える人は凄いと素直に思います。
半ば諦めていたところ、なんとCOMTAC1をLIBERATOR1に変身させるキットがあるとの事。そもそもTCIがCOMTAC1をパワーアップ？した物がLIBERATOR1なので何も問題はないですね。



ちなみにパワーアップとか大層なことを書きましたが、COMTAC1から外見上変わるところはマイク部分くらいです。中身も変わってるかもしれませんが詳しくは知りません。LIBERATOR1はCOMTAC1のグネグネ動くマイクから、メカメカしいマイクになっているところが最大の特徴です。しかも電池の蓋に取り付けるところがアメリカン。圧倒的な格好良さを誇ります。



万事問題無しかと思いきや、変身キットには難点があります。それは最大であり唯一の特徴であるマイクが実物とは異なります。本物は途中からグネグネ動くマイクになりますが、レプリカは最後までメカメカです。どちらもHGU55等にも使われてるaviator用のマイクです。集音性とかに優れていそうですね。それでレプリカのは旧型だそうな。なのでレプリカが出ても未だに実物の圧倒的優位性は脅かされません。あとケーブルがかなり余ってとても邪魔です。



実は上の写真ではマイクの下にライトが付いてます。「リップライト」と呼ばれるもので、このアイテムはまさにTHE空軍です。裏にスイッチがあるので、文字通り唇でスイッチを押します。ただ、唇で押すので猪木やいかりや長介のような顔になると思います。ちなみに私は唇で押せた試しがありません。マイクを結構固定しないと唇で押してもマイクごと動くので傍から見れば変人にしか見えないと思います。なので結局手で押してます。
この型は電池を繋げるのですが、最近見ない四角い形の9V電池を使います。しかもマンガン推奨。意外と100均で売ってます。これをベルクロがついたナイロンの袋に入れてどこかに付けます。ヘルメットでもアーマーでもどこでもいいと思いますが、Zタクティカルのシール隠しの為に左マフに直接取り付けてます。意外とLIBERATOR1用のシール売ってないんですよね。
あ、当たり前ですが、リップライトは変身キットとは別売りです。





このリップライトはバリエーションがいくつかあるのですが、情報が少ないのでよく分かりません。正式名称もメーカーも分かりません。かっこつけて「lip light」と画像検索すると唇の画像がたくさん出ます。口紅か何かがヒットしてるような。
固定方法を見ればなんとなく区別がつきます。見慣れない人はどこまでがリップライトなのか分からないと思いますが、右側にハンドスクリューにあるネジのとこまでです。実際かなり小さいです。どう見てもマイクの形に合わせた接続方法なので先のaviator用マイク向けなのかなと思います。ネジだけじゃ動いちゃうので結束バンドを追加しています。他にもグネグネマイクに付ける用だとかライトとバッテリーが一体になっているやつとかもあります。重量が増えてもマイクで保持できるんでしょうか？


Zタクティカルのレプリカヘッドセットは最近のロットだとヘッドバンドが迷彩柄の物になっていますが、個人的にはダサいです。なのでWARRIORSで購入した革のヘッドバンドに交換しています。

雰囲気がかなりアップするのでオススメです。ちなみにヘッドバンドの端のもっこりしてる部分は実物だとケーブルが入っていて、実物をARCキットに換装する時に多くの者が涙を飲んだ部分ですが、どうやら前側にくるのが正しいっぽいです。長いケーブルを処理したりして面倒なので間違ったままになってます。


ちなみにリップライトは値段自体は安いものの、どこも売り切れの状態が続いています。1年近くチェックしてた気がしますが結局見つけられませんでした。たまたま寄ったSEALIONにてお店の人に尋ねたら店の奥から引っ張り出してきてくれました。内心は飛び上がるほど嬉しかったです。WARRIORSでも気さくに話しかけてもらったり質問をしたりすると丁寧に返してくれて親切なお店です。中野にあるお店はこの二店しか行きませんが足繁く通いたくなるお店ですね。何の利益も無くこうして宣伝したくなるお店でした。
これに対して秋葉原の悪代官とつるんでそうな店は店員がうんこ過ぎて二度と行きたくない店筆頭です。新宿店は割と普通なんですけどね。


記事内の店舗等に対しては「さん」「様」等の表現の仕方は使いません。表現的にマイルドになって角が取れてある程度みんな使っていて市民権もある気がするものの、やはり日本語的には間違ってるからですね。というのは嘘で最初の方の記事から使ってないのに後から気付いたので統一しようとしているだけでした。


次は鉄砲の記事とかしようかなとか。