2017年01月18日

S&T DSR-1 前編

ARESというと高級エアガンのイメージがあります。WA2000やヘカートなどのニッチな所を攻めるラインナップは素晴らしいと思います。最近名前を聞かないのは合併したり名前が違うだけでどこかが引き継いでるんでしょうか。エアガン会社は気付けば名前が変わっているのでよく分かりません。

今回のS&TはAR57の印象が強く、AR57も機会があれば欲しいなと思ってる一丁です。DSR-1はOEMなのか金型を買ったのかそこら辺は不明ですが、10万超えが半値近くなるならなんでもいいですよね。
中身はARESと同じということです。先人曰く、飛距離無い、初速無い、そもそも飛ば無い等々、高い置物としていくつもの苦渋を抱えているようです。
とはいえ少なくとも弾は飛んだので完全な物置にはならなさそうです。


S&T DSR-1 前編
S&T DSR-1
DSR-1は最早懐かしいMGO2で知りしました。胴体当て一撃という強力な武器です。
実銃はドイツの警察特殊部隊のGSG-9の要請で作られ、実際に使われているようです。どんな要請だったのかは謎ですが、ブルパップボルトアクションなんて奇異な物なので、市街地での取り回しを気にしていたんでしょうか。
そんなにメジャーでないブルバップの更にスナイパーライフルで且つボルトアクションなんてのは他にはSRSくらいしか聴きませんが、これにしたってDSRの親戚みたいなものらしいですし。セミオートならWA2000やバレットシリーズ等ありますね。
使用弾薬は複数の弾薬を使えますが、イメージは338ラプアマグナムですよね。高性能狙撃銃御用達の弾薬です。バージョン違いでサプレッサー仕様のサブソニックや50BMG仕様のDSR50があり、後者はCodbo2で出てましたね。


S&T DSR-1 前編
まず目を引くのが特徴的な吊り下げ式のバイポッドです。これなら銃自体が転ける事が無いですが、バイポッド基部の分だけ光学機器を嵩上げする必要があったりと難点があります。そのせいかこれとWA2000以外には見ませんね。とても格好良いフォルムなだけに残念です。
写真のようにトップレール上ならどこでも移動可能で、そのままスライドすれば抜けると思います。ただセレクターやボルトハンドルにぶつかります。移動には左右に伸びてる棒を真上に引けば簡単に移動できます。

S&T DSR-1 前編
バイポッドは折り畳んでミニミのように邪魔になら無いようにできます。
バイポッドの基部はかなりフレキシブルに動くのでプローンでもストレスなく動かせそうです。

S&T DSR-1 前編
足を引っ張ると6段階に伸び、レバーを押せば勢いよく戻ります。勢いが良すぎるので、指を挟むとちょっとした血豆になりますのでご注意下さい。


S&T DSR-1 前編
ハンドガード下には可動式のウエイト(らしい)がありますが、これがまったくの謎です。ウエイトと呼ぶ程重くないので何もカウンターしません。一応トリガー側にある窪みの中のボタンを押せば4段階に位置調整出来るものの、だからどうしたという感じです。
レールマウントが付いていますが、実銃写真の中にはこれ無い物が多いですが、一部の写真ではここにバイポッドを付けてる写真も見られるのですが、最新版としてレールが追加されなのかレールをお手製で付けたのかは不明です。


S&T DSR-1 前編
巨大なマズルブレーキです。上部に刻印があり満足感を高めるのに一役買っています。キチンと締めれば上部に刻印が来て素晴らしいです。
どなたかのブログによると、サプレッサーを付けられるらしいです。どのサプレッサーが対応してるかはその方のを探してみて下さい。


S&T DSR-1 前編
散々既出の情報ですが、トリガーの背後にあるのが使用中のマガジンで、トリガーの前方にあるのが予備マガジンです。なんで予備を付けたのか謎ですが、このマガジン一つで5kg近くあるので出来れば外したいです。
ドイツ人お得意の?使う前に説明書を見ろの刻印が良いですね。

S&T DSR-1 前編
セレクターはセーフかファイアの二択です。間にもう一つポジションがあるように見えますが何も止まりません。
グリップはスナイパーグリップのようにフィンガーチャネル盛り盛りです。手が小さい人は合わ無いかもしれません。


S&T DSR-1 前編
刻印は色々種類があるようで、この刻印がどのバージョンなのかは分かりません。ただ、ロゴと社名と銃の名前があるので特に不満な点はありません。
ちなみに一番右のはS&Tのロゴです。さりげなく混じってますが、機会があれば消そうと思います。


長くなったので前後編に分けます。




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Posted by 包装紙  at 18:45 │Comments(0)鉄砲

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